「SLAMDUNK」15巻の数々の熱戦と成長譚~死闘・海南戦ついに決着…責任を感じた桜木が坊主頭に!?~

前回までのあらすじ

しぶとく海南に食らいつく湘北。残り2分、会場は静まり返っています…

渾身のスラムダンク

が決めて84-90。最早体力的にも限界が来ているメンバーたちです。三井の3ポイントで点差を詰めたいところですが、外れてしまいます

赤木がルーズボールを拾えず、相手ボールになるのか?というところで、桜木のビックセーブで命拾いした湘北流川が最後の気力を振り絞りダンクを決め、お役御免となります

代わって入った木暮の圧倒的な存在感に威圧されます。はその後ろの赤木にフェイクを入れ、シュートしますが、赤木は視界を防ぐことでシュートを外させます。リバウンドを抑えた赤木は「にだって負けてないぞ!俺は間違っていなかった」と述懐します

陵南魚住が大声で「倒せ赤木」と煽ります。海南にもプレッシャーは掛かっているのです

はマークを桜木から赤木に代えます。高砂桜木をマークします

三井は完全にバテています。木暮の頭脳的プレイでなんとかマイボールにします

最後の確認を両チームが行い、ゲームが再開します。時間が無い中、三井が強引にシュートし、ゴール下勝負となります

赤木側にはが好ポジション、チャンスは桜木側ですが、高砂例え初心者でも赤木級のプレイヤーのつもりで闘うと好ポジションを譲りません。桜木も奮闘しますが、リバウンドを高砂に抑えられてしまいます

万事休すか…と思っていたら、なんと宮城が下から狙っており、桜木にボールが渡ります。桜木はここでなんと宮城直伝フェイクで高砂を抜き、を吹っ飛ばしてスラムダンクを決めます!同時に笛が鳴り、なんとディフェンスファールでバスケットカウントとなります!ここの描写は心震える展開です!

仙道桜木は勝負したくなる気を起させると言います。冷静なも、彼の雰囲気に飲まれたのでしょう

三井が目を光らせる中、桜木のフリースローは外れますが、赤木がリバウンドを抑えます。ワンゴール差、逆転のチャンスはここしかないと、三井の3ポイントに託します。清田はそれを読んでいましたが、シュートは高い弧を描き、ゴールへ向かいます

決着…

しかし無常、ゴールは外れ、リバウンド、残り6秒で桜木がマイボールとします。ここでゴール下の赤木にパス…というところで、桜木はなんと赤木に似ている高砂にミスパスしてしまい、試合終了となってしまうのです!桜木の経験不足が露呈してしまいます

88-90という壮絶な試合展開となりました。三井の最後の3ポイントは、完璧かに見えましたが、清田の爪に当たっていたようです。泣きじゃくる桜木を慰めながら、赤木はまだ決勝リーグは始まったばかりだと前を向きます

がけっぷち

翌日の湘北メンバーは授業中居眠りをしていたり、赤木は足の検査に行ったり、桜木は休んでいたりと様々です。体育館に入って来る1年に「声が小さい!」と気合を入れる彩子。3年の木暮三井にまでハリセンを炸裂させます(笑)

彩子現状況を「がけっぷち」と筆で書し、壁に貼り付けます。赤木が現れ、検査の結果は捻挫、念のため松葉杖を使っているということです。まだ桜木は現れません

外のコートでバスケを眺めている桜木春子に見つかり、逃げ出してしまいます。春子がこけたので、元の場所に戻ります

春子は昨日の試合は忘れられない試合になると言います。「バスケットマン桜木が初めてダンクを決めた試合だもの」と。「どんな天才にもミスはあるわよ」と言い残し、春子は去ります

外コートでバスケをしていた一人(フクちゃん)が桜木を読んで来るように言います。桜木はお前が来いと言い放ちます。フクちゃん俺の方が一個上だからお前が来いと譲りません。結局対面にはならなかったのですが、気になる人物です。フクちゃん桜木仙道が一目置く男と認識しています。フクちゃんはダンクが出来るようです

ボーズ頭の逆襲

結局この日の練習には桜木は現れませんでした。雨の中部室に入る桜木春子に励まされても、敗戦の責任は自分にあると感じている桜木です。そこに流川が現れます

流川桜木のせいで負けたのではない、うぬぼれるなと言います。実力以上のものは出した桜木逆にスタミナが持たなかった自分のせいだと殴り合いが始まります

翌日宮城三井が体育館に向かうと、なんと赤坊主頭の桜木が掃除しています!!彼なりのケジメの付け方のようですが、一同大爆笑でした(笑)

桜木の坊主頭は校内でも話題になっています。桜木軍団は見物料を取ろうとしています(笑)

練習で安西は1年対2・3年の試合を提案します。しかも赤木三井は抜きです

この試合で序盤桜木は一番目立っています!ジャンプボールやダンクやリバウンドなど、たった3か月で猛者と戦う中で部員達をごぼう抜きしてしまったのです。しかし、安西の意図は別にあったようです。三井桜木を抑えるよう指示を出し、三井が「やりましょう」と言ったところでこの巻は終わります

まとめ

死闘となった海南戦もついに決着が着きました。後半はシリアスな緊迫した展開が続く中、いい意味でも悪い意味でも桜木が目立って終わった試合でした

桜木高砂とのリバウンドのポジション取りに敗れ、勝負あったかに見えましたが、宮城の気転からボールを奪い、なんとフェイクを入れてからダンクをブチかまします!をも吹っ飛ばし、一瞬翔陽戦のダンクがオフェンスファールで退場になったことが脳裏をよぎる中、なんとディフェンスファールでカウントをもらう展開は熱かったです

そこから怒涛の三井の3ポイントという作戦も、清田の爪一枚に阻まれ、最後は桜木のミスパスで試合が終わってしまいます。初心者には起こりうるミス、誰も桜木を責められません。それだけ活躍したのですから…

しかし、桜木は責任を感じ、なんと赤坊主頭にイメチェンします。この坊主頭、SLUMDANKの名物男として今後更に注目の的となりますのでお楽しみに!

安西の練習試合の意図とは?三井投入には何か訳がありそうですね、次巻も読みましょう!!

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