「テニスの王子様」24巻の数々の激戦と成長譚~ゴールデンペア、華麗に復活!超攻撃型陣形・大石の領域とは!?乾と柳、因縁のシングルス戦へ…~

前回までのあらすじ

リバーススネイクを何とか拾ったジャッカルですが、ロブは桃城得意のダンクスマッシュの餌食となり、決まったかに見えましたが、ここで守備は専門外の丸井が対応、大きなロブで返し、向かい風もありコート上に落ちる中、青学ペアは同時に追い返球、しかし打球は低くネットに掛かってしまいます

ついには二人共力尽き、1-6でダブルス2は立海大付属が制します…

ゴールデンペア復活!

ダブルス2を落とし、次のダブルス1も落とすと勝利は絶望的な青学、ここでついにゴールデンペア(菊丸大石)復活で、立海大付属(柳生仁王)と対します。大石が腕を怪我した原因となった妊婦も無事子供が産まれ試合を観に来ており、緊張していた大石も気が和らぎます

大石のムーンボレーが炸裂し、菊丸も壁になっている仁王を得意のステップで翻弄したかに見えましたが、逆に顔面に強烈な一打を放たれ倒れます…菊丸は脳震盪を起こし、担架で医務室に運ばれようとする中、菊丸大石との過去を思い出し、何と担架から逆立ちで立ち上がり復活します!

仁王の読めない動きに翻弄されながらも菊丸は得意のステップから菊丸ビームを放ち加点します。ゴールデンペアは阿吽の呼吸でノーサインでも抜群のコンビプレイを見せ1-0とします。大石不在時に菊丸は様々なタイプのペアと組みプレイの幅を広げていたのです

ゴールデンペア優勢かに見えましたが、ここで柳生の一撃必殺「レーザービーム」が炸裂し、遊びはここまでだと不敵です。ゴールデンペアはこれがの言っていた紳士・柳生のプレイかと納得します。いつの間にか形勢逆転し、1-2と試合をひっくり返されます

ゴールデンペアの超攻撃型陣形・大石の領域

ところが敢えて緩急を使わずこのスピードボールに挑んでいたのは訳があり、「レーザービーム」の速さに菊丸の目を慣れさせる為だったのです!事実菊丸は「レーザービーム」を返球し加点、2-2とすると、ここでオーストラリアンフォーメーションと畳み掛けます

すると今度は仁王が更に速い「レーザービーム」を放って来て、とても返せません。何と先程まではペテン師・仁王柳生に成りすまして打っていた事が判明、道理で速い訳です。これにはゴールデンペアも呆然とし、2つの「レーザービーム」に圧倒され、一気に2-5まで追い詰められます

竜崎手塚が7人いるという立海大付属の実力を認めつつ、あのフォーメーション今使わなくていつ使う?と焚きつけます。柳生は今までと雰囲気が違うと感じ取り、サーブを放つと攻めの菊丸と守りの大石が陣形を入れ替わるのです!

守りのエキスパート大石を軸にあえて菊丸を分身させ後ろにすえ、前衛で大石がゲームメイクします。竜崎これがゴールデンペアの超攻撃型陣形・大石の領域だとにやけます。4-5まで追い上げたゴールデンペアでしたが、ここで封じていた仁王ではなく、柳生の「レーザービーム」が炸裂します

ところが超反応したのは何と菊丸で、菊丸バズーカで返球しますが際どくネットに掛かってしまいます

因縁の二人

結局4-6で両ダブルスを制した立海大付属が2勝と王手を掛けます。真田はここで幸村に電話を掛け、順調に勝ち進んでいると伝え、幸村も予定通り手術を受ける事にしたと話し、真田は手術前には関東優勝の土産を持ってそっちへ向かうと約束します

するとリョーマは試合を急いでいるみたいだねと真田に話しかけます。真田リョーマが本当に切原を倒したのか問うと、よく覚えていないと答え、真田は無我の境地かと納得します

シングルス3はVSという旧知の間柄対決です。お互いの事を知り尽くしている二人は次の動作を予測出来てしまう程です。かつて小学生の頃二人は同じテニススクールでダブルスを組んでおり、その当時ジュニアのテニス界を牽引する存在だったのです

お互い高度な予測を披露する二人、海堂にブーメランスネイクを会得出来るようにダブルスを組んでくれていたように思われていた中、海堂が根っからのシングルスプレイヤーだと実感します。はダテに4年と2カ月と15日お前を見続けていた訳ではないと独り言ちます

ダブルスで優秀だった二人は一度シングルスでどちらが上か勝負をし、4-5で優勢のまま勝負はお預けとなり、そのままは引っ越してダブルスペアは解消されていたのです

2-0と有利に試合を進めるですが、ここでは「かまいたち」を放ち、スライスボールとなり加点します。の予想はことごとく外れ、の予想の遥か上を行く強さを見せ始めたところでこの巻は終わります

まとめ

ダブルス2連敗は避けたい青学はここで自慢のゴールデンペアが華麗に復活します!阿吽の呼吸を見せる二人は手塚が7人いるとまで言われる立海大付属相手に善戦します

途中菊丸が脳震盪を起こすアクシデントもありましたが、持ち直した二人はオーストラリアンフォーメーションに加え、ゴールデンペアの超攻撃型陣形・大石の領域まで見せ追い上げます。しかしペテン師・仁王に加え、本物・柳生の「レーザービーム」は鋭く、4-6で試合を落とします

2連敗と後がない青学、シングルス3はという旧知の間柄対決となります。小学生時代同じテニススクールで将来を渇望されたダブルスを組んでいた二人、突然の別れでダブルスを解消し、二人の勝負も決着はついていませんでした

関東大会決勝という晴れ舞台で因縁に決着をつけようとする二人、お互いの事を知り尽くしているだけあり次の言動も言い当ててしまう程です。が身体的成長から来る強さを序盤見せますが、は淡々との分析のさらに上を行く上手さを披露、追い上げて来ます

因縁の対決に加え、後がない青学は何としてもここで勝っておきたいところです…25巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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