「新世紀エヴァンゲリオン」8巻の数々の激戦と成長譚~この難解さこそエヴァのエヴァたる所以…サルベージ成功で生き返ったシンジ!コウゾウの回想と、加持の死で忘れ形見を手にミサト決意~

  1. 前回までのあらすじ
  2. サルベージ成功
  3. コウゾウの回想
  4. アダム計画と人類補完計画
  5. まとめ
前回までのあらすじ

加持ゲンドウにご子息は取り込まれたままですか?と問い、エントリープラグ排出信号受け付けずシンジは初号機に取り込まれてしまっています。ミサトリツコエヴァを問い造ったのはあんたなんでしょとビンタします。シンジのサルベージ計画で肉体は自我境界線を失って漂っているのです

リツコは肉体を再構成して精神を定着させるとマギのサポートがあれば理論上は出来るとミサトを諭します。ゼーレはそろそろ切り札に目覚めて貰おうとタブリス=我々のシナリオの要と呼び裸の少年が気分良さげでおりシンジも裸で漂っています…

サルベージ成功

シンジは記憶の中で幼い頃ゲンドウは死んだとエヴァを見せられ、乗って戦えと言われ例の惨劇からシンジはよくも2人トウジユイを殺したなとゲンドウを刺し殺してしまいます。そんな中アスカシンジを心配し加持に激励されます。リツコはサルベージ計画についてナオコマギシステムを開発し結果失敗、司令ゲンドウは変わってしまったと嘆きます

ミサト加持ネルフの本当の目的を問い逆にキスされオレの気持ちは8年前からずっと変わってないと去りミサト感触を確かめます。裸のシンジユイに抱きしめられ戻らなくていいと諭されます。全てをリツコに任せるゲンドウレイに拒絶されレイは空っぽの部分がゲンドウでなくシンジに変わったと感じます

リツコはサルベージスタートでシンジを皆で叱咤しますがパルスがループ状に固定され失敗です。プラグが排出されシンジの服だけでもう戻らないの?とレイエヴァシンジを返してと願いユイエヴァから分離、浜辺の木の下に碇親子がおりシンジは足が動きません

ユイは自分の進む道はあなたが自分で決めるのよと諭しシンジは実体化、サルべージ成功です!加持は最後の仕事…かとネルフのカードがまるで血の赤だなと嘆きます。シンジは目覚めレイに感謝します。副指令冬月コウゾウが拉致され首謀者は加持諜報部ミサトを連行します

コウゾウの回想

キール議長はコウゾウを手荒な歓迎でゼーレのお出まし、冬月先生と呼び1999年 京都での先生時代の回想です。ユイは優秀でゲンドウ冬月を身元引受人とし彼はユイの才能と「ゼーレ」を目的に近づいたというのが仲間内でも通説でした

ー2000年 南極大陸ーセカンド・インパクトが起き2002年そこに六分儀改め碇ゲンドウ冬月とツアーで訪れ国連はあからさまな情報操作でその裏にゼーレキールが見え隠れし事件の闇の真相を知りたくなった冬月…という所で一旦目覚めます

更に2003年 箱根の国連直轄 人工進化研究所所長室で裏に潜む君達ゼーレと死海文書を公表させて貰うと迫ると地下に連れられナオコがおり目指すべき生体コンピューターの基礎理論を模索するにはベストの場所=「マギ」としアダムではなくオリジナルの巨人=エヴァアダム再生計画通称E計画のひな型です

アダム計画と人類補完計画

レイは本部の庭にこんな所あったのねと佇み、シンジと手を触れた時の感覚を話し再度改めて手を握り合います。ー2004年 箱根 地下第2実験場に幼いシンジも連れ人類の明るい未来を見せておきたいユイはイレギュラーな事故で亡くなりゲンドウアダム計画と人類補完計画を推し進めます

キールを議長とする委員会は調査組織である「ゲヒルン」を即日解体、全計画の遂行組織として特務機関「NERVネルフ」を結成し、冬月達は籍を移しナオコは死んでしまいます。加持冬月を逃がしますが何者かに撃たれジ・エンドです

ミサトは自宅に着くと加持の留守電があり察したアスカ含め落ち込みます。シンジも帰りもう加持には会えないと悟ります。世界7カ国でエヴァ13号機まで建造中でミサトは委員会に何か別の目的を感じます。加持とキスした際貰った何か・・を手にし先に進む事にしたと決意します

リツコレイに注射し父親ゲンドウ息子シンジを一度に手玉に取ろうとするなんてと毒づき博士リツコも同じなんじゃないですか?と核心に触れられついレイの首を絞めてしまいます。折角3人での夕食も気まずいシンジアスカに国際電話で陽気も切ると豹変し義母との事にイライラし本当のママを想う所でこの巻は終わります

まとめ

今巻は非常に難解で本レビュー筆者も完全に咀嚼出来ていませんのでサラッとまとめます。サルベージは結局成功しシンジは返って来ます。ちなみに前巻最後のタブリスは結局出て来ずこの事も更に混乱に拍車を掛けます…回想含め場面が二転三転し非常に理解し難い内容です

コウゾウの回想から各キャラが今に至るまでの経緯が語られ、エヴァの出自も明らかになります。加持は亡くなりますがミサトにキスした際ある物・・・を渡しておりこれが今後キーとなって来そうです。飄々とした加持の死は2人ミサトアスカと全読者を悲しみにいざないます

NERV結成の経緯も語られており、今やX(旧Twitter)で超有名なNERVが何故出来たかの謎も解けますがまだ不可解な部分も非常に多く、狭い人間関係での複雑な心理描写が物語に不穏な影を落とします…タブリスが気になる中、9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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