『進撃の巨人』23巻レビュー|舞台は戦乱渦巻く外の世界、マーレへ

「進撃の巨人」23巻のレビューです

進撃の巨人 attack on titan23巻【電子書籍】[ 諫山創 ]


大国マーレに所属する新たな戦士候補生たちが重火器の雨をかいくぐり活躍します

これまでのあらすじ

かつてエレンの父グリシャは息子ジークに裏切られ妻ともどもパラディ島で無垢の巨人になる危機に陥ります

しかしスパイのフクロウの巨人化によりグリシャだけ助かり、そしてフクロウの巨人化能力を継承しました

そして調査兵団は島の巨人を駆逐しついに海にたどりつきます

24巻の展開

舞台は大国マーレに移ります

鎧の巨人と獣の巨人のパラディ島撤退から4年、女型の巨人と超大型巨人を失ったマーレは軍事力を失ったとみなされ周辺国から戦争を仕掛けられていました

その戦場を新たな戦士候補生たちが駆け抜けます

マーレのエルディア人

マーレは中東連合と戦争をしていました

エルディア人はマーレの歩兵として参戦し、スラバ要塞に立てこもる敵を前に塹壕にこもっています

陸軍には顎の巨人車力の巨人がいますが、巨人を倒す徹甲弾を相手が持っているため迂闊に出せません

その時策を出したのは新たに巨人を受け継ぐ戦士候補生であるガビで、彼女はマーレに対し忠誠心が高く、パラディ島のエルディア人を強く憎んでいる少女です

戦士候補生たちはそれぞれ鎧の巨人を継承する競争相手でありガビは選ばれる自信があります

さらに有利になろうと彼女は命懸けで対巨人砲を乗せる走行列車を破壊し、後は顎、車力の巨人が片づけました

とどめは航空機からのエルディア人投下で、獣の巨人のジークの吼え声により巨人化質量爆弾となります

さらに鎧の巨人と獣の巨人が要塞内に降り勝利は決定的になりました

しかし、軍港からの砲撃があり鎧の巨人が身を挺して守らなければ獣の巨人はやられていたかもしれません

この事実はマーレの指導部の危機意識を刺激し、新兵器開発の間時間を稼ぐために再び始祖の巨人奪還を目指すことにします

そして巨人にやられた捕虜たちはエルディア人を恐れ、いずれ世界に悪魔の民であることをさらに喧伝することになるでしょう

エルディア人はマーレに兵器として扱われており、さらに世界中から悪魔だと思われています

エレンたちはこの世界とどう戦うのでしょうか

ライナーの苦悩

パラディ島からの撤退後、責任を問われ鎧の巨人を剥奪されるところまで来ましたが戦場での活躍からそれは免れました

風格のある戦士となり、戦士候補生たちからは慕われています

しかし、かつての壁の中での仲間たちを悪魔と呼ぶ世界、失った仲間たちのトラウマに苦しんでいました

彼の父はマーレ人ですがエルディア人と子供を作ることは禁じられていたので母一人に育てられます

母が父と一緒に暮らせる日を夢見てライナーは戦士を目指しました

何とか忠誠心から戦士候補生になれましたが、他の候補生にかなわず巨人を継承できるか怪しいところです

悩み収容所の壁と空を見上げるライナー

その頃、エレンは何も考えず巨人の壁と空を見上げていました

エレンとライナー、同じエルディア人のはずなのに、互いに敵として戦うしかないのでしょうか・・・
最後に
他に見て欲しいところは


ガビの決死の作戦


艦隊砲を受ける鎧の巨人


酔いしれるガビとコルト


罪な女ガビ


壁の中を語るライナー


幼いライナー、ベルトルト、アニ


というところです

マーレの様子はエレンの父がいた頃とあまり変わりがないようです

戦場では頼りにされますが街中では白い目で見られ収容区で暮らしていました

やはり突然人食い巨人になるというのが怖いのでしょう

その性質を抱えたままエルディア人は他の民族と融和できるのでしょうか

エレン達パラディ島の民がこれからどうするのかとても気になります

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